健康住宅そよかぜの家(株式会社ブリーズ・カンパニー)

2024.10.31

健康住宅 そよかぜの家

 

 

プロフィール

 

小川 哲史 氏

株式会社ブリーズ・カンパニー

代表取締役

 

建築の仕事を始められた25年前、

ある新築の家に引っ越したお客様が、体調を崩されるという出来事に遭遇。

今で言う「シックハウス症候群」が原因だったと考えらる。

せっかくの夢のマイホームで健康を害さないためには、どうすればよいのか。

小川氏による、健康住宅の家作りの始まりである。

 

 

工務店プロフィール

 

【構造】木造

【工法】軸組工法

【価格帯】2,500万~(カーテン、照明、外構除く)

【対応エリア】京都府木津川市~60分程度(高速道路あり)

 

 

家づくりへの想い

 

Q:家づくりへの想いを教えてください。

 

A:家族みんなが健康に安心して暮らせる家づくりです。

健康住宅として、性能と技術へのこだわり住まいを提供しています。

 

京都議定書の制定をきっかけに省エネが日本でも推奨され、断熱についても国が講習を行うようになりました。

しかし、当時の断熱の方法に違和感を覚えることが多くありました。

 

たとえば、グラスウール断熱材の施工法では、柱の間に空気層を設けるべきところを断熱材で詰めてしまうようなやり方が主流だったのです。

 

Q:空気の層が壁の中に無いとどうなりますか?

 

A:壁の中の換気ができずに、カビ、ダニの原因になってしまいます。

つまり、シックハウスの原因を取り除くためには「換気」が重要なのです。

 

そして効率的に換気するためには、換気扇の設置と併せて、断熱性や気密性を高める工夫が欠かせません。

なかでも外張り断熱は断熱性と気密性が高く、結露も起こりにくいため、健康的な室内環境の実現に最適な方法です。

 

私が理想とする家づくりは、家族の健康を守りながら、省エネで快適な住空間を創り出すことです。

 

 

工務店の特徴について

 

Q:工務店のここを見てほしいところを教えてください。

 

A:一番は計画換気です。

それを作るために、高気密・高断熱の家になるのが特徴です。

 

Q:計画換気とはなんですか?

 

A:確実な計画換気を行うことで、結露をおさえたり、ダニをおさえたりすることです。

壁の中も結露するのです。

 

結露をおさえると、カビ・ダニが減る。

 

それを実現するために結果的に、高気密、高断熱の家になって、家中の温度差もなくなる。

 

Q:自然素材を使われているから湿度調整ができるという訳ではないのですか?

 

A:自然素材では、水分を吸いきると、それ以上吸えなくなる。

雰囲気、手触りや質感でその人が癒されるので、心の健康ですね。

家にいて落ち着く。自然素材での効果はまた別です。

 

 

家づくり実例

 

高い天井とロフトで広がる空間!自然素材が心地よい子育て世代の平屋住宅

家族のつながりを大切にした、明るく開放的なLDKを中心にしたシンプルな設計の平屋住宅です。

高い天井とオープンな間取りにより、ゆったりとした空間で伸びやかに過ごせる住まいを実現しました。

 

玄関土間と一体化した広々としたLDKや、使いやすい動線を考慮したワンフロアの水まわり配置で、毎日の暮らしが快適になる空間設計を採用。

家族それぞれのこだわりやライフスタイルに合わせた自然素材と機能的な工夫を取り入れ、暮らしやすさと居心地の良さを両立させています。

 

高い天井を活かしたロフトの設置も好評で、ワークスペースや収納など多目的に使える空間として活用。

 

ランドリールームや玄関の手洗いスペースなど、家族のニーズに寄り添ったアイデアを盛り込み、コロナ禍にも対応した便利な住まいづくりを実現しました。

 

ロフト

天井の高さを活かしてロフトを設置しました。そこには本棚とカウンターを備え、家族が集うライブラリースペースやリモートワーク用の場所として重宝しています。

 

土間玄関

広さ約4畳半の玄関土間には、帰宅後すぐに使える手洗いコーナーを設置し、壁面には十分な収納スペースを造作しました。

「犬を飼い始めたので、この広い玄関土間がとても便利です」とご主人も満足されています。

 

 

緑あふれる土間とLDKがつながる心地よい暮らしを実現したZEH住宅

日当たりの良い土間とつながる吹抜けリビングには、薪ストーブを配置。

明るいダイニングキッチンからは、庭や土間、リビングまで見渡せ、開放感あふれる空間です。

 

自然素材に包まれ、観葉植物が彩る癒しの住まいは、ZEH基準の高性能も備えており、デザイン性と快適性を両立しています。

 

家事効率を考えた豊富な収納スペースも魅力。

 

キッチン横のパントリー、玄関のシューズクローク、ウォークインクローゼット、ランドリールームやパウダールームと動線に合わせた収納が充実し、すべて使いやすさに配慮した細やかな造りです。

 

土間スペース

床には杉材を使用し、壁は漆喰仕上げにすることで、素材の質感が心地よい空間を演出しています。

リビングの中心には、家全体をじんわり暖める薪ストーブを配置しました。

 

キッチン

使い勝手を配慮し、キッチンの背面には所有する食器類を考慮した大容量の収納を造作しました。

 

 

里山に建つ、快適に暮らせる【高気密・高断熱】と多彩な木を取り入れて仕上げたこだわりの木の家

山の仕事に携わっているご主人が、その経験を活かして積極的に参加してくださり、家づくりにこだわりが込められた住まいが完成しました。

素材選びや加工方法に至るまで職人と共に取り組んだ、手作りの住まいです。

 

雪が多く、山からの強い風が吹き下ろす土地ならではの暮らしの工夫が随所に施されています。

 

家に入ると、木の豊かな香りに包まれた吹き抜けの空間が広がり、開放的な雰囲気に癒されます。

床にはナラ材、壁には漆喰を使用し、自然素材の持つ質感が活かされた心地よい空間を実現しました。

 

リビングの隣にはご希望通りの和室を設け、2階にはプライベートな個室も確保。

キッチンと洗面室の間には、パントリー兼ウォークインクローゼットを配置し、家事動線をスムーズにすると同時に使い勝手の良い収納スペースも確保しています。

 

「真冬でもエアコン1台で暖かく過ごせました。部屋ごとの温度差がほとんどなく、洗濯物も室内でよく乾きます。

玄関の上がり框やキッチンのカウンター、カップボードには、自分たちで準備した栗の木材を使用してもらいました」と、住み心地の良さを実感できる魅力的な空間が仕上がりました。

 

和室

玄関からすぐアクセスできる便利な場所に和室を配置しました。

格子の建具や窓の障子、木枠まで、すべて丁寧に話し合いながらオリジナルデザインで仕上げています。

また、階段下のスペースを有効活用して収納も設けました。

 

手洗いコーナー

トイレの手洗いコーナーには栗の木を使って造作し、帰宅後すぐに手が洗えるようにして便利さを高めています。

 

 

お客様へのメッセージ

 

私たちは家族みんなが健康で、安心して暮らせる家を手にしてほしいという思いで住まいをご提案しています。

見た目だけではなかなか伝わりにくい部分ではありますが、ぜひ私たちの家づくりのこだわりを知ってもらえたら嬉しいです。

 

住宅展示場などの見学に行っても、どこか自分たちの暮らしにはしっくりこないとお悩みの方いらっしゃいませんか?

私たちの家づくりは、それぞれの住まい手さんのライフスタイルに合わせ、お打合せを重ねながら、ひとつひとつプランを作り上げていくスタイルです。

ぜひ理想の暮らしをお聞かせくださいね。

 

 

会社概要

 

 

健康住宅そよかぜの家

株式会社ブリーズ・カンパニー

一級建築士事務所

 

京都府木津川市山城町綺田神ノ木5-3

tel 0774-86-4962

【HP】https://www.soyokazenoie.com/

マガジン一覧