「パントリーのメリット・デメリットってなに?」
「設置する時の注意点は?」
収納性を重視したい方に人気のパントリー。素材やデザインにこだわれば、機能性だけでなく、インテリアとして空間を彩る存在にもなります。
ただし、そんなパントリーにもデメリットや設置の際の注意点があります。そのことを知らずに設置すると「設置しなければ良かった…」なんてことにもなりかねません。
「でも、パントリーのことなんてよく知らない!」
という方のために、この記事では、パントリーのメリット・デメリットを徹底解剖!設置の必要性や注意点も解説しているので、読み終わる頃にはパントリーを設置すべきかどうか、判断できるようになるでしょう。
ぜひ、最後までごらんください。
目次
そもそもパントリーって何?
パントリーとは、主に食品やキッチン用品を収納するための専用スペースです。
キッチン内の収納スペースを補完する役割を果たしており、食品から調理器具の保存・整理などを効率的に行えるようになりますまた、食品のストックをまとめて保管できるため、キッチンがすっきりしやすく、料理の作業効率も向上しやすくなるのです。
パントリーに収納できるものは次の通りです。
- 缶詰・乾物
- 飲料
- 調味料
- 炊飯器などの電化製品
- 災害時の備蓄用品
工夫次第で様々なものを収納可能です。ライフスタイルに合わせて利用できるので、キッチンの整理をしたい方にとっては、魅力的な設備と言えるでしょう。
パントリーを配置するメリット
それでは、早速パントリーを配置するメリットについて見てみましょう。
メリットを知っておくと、設置の判断がしやすくなる他、活用のヒントも見えてくるはずです。
以下で解説するメリットをヒントに、設置や活用について検討してみてくださいね。
収納スペースを拡大できる
言うまでもなく、最大のメリットは収納スペースを拡大できることです。
洋服でいえば、ウォークインクローゼットのような役割を果たしています。物を置くためのスペースなので、気兼ねなく調理器具や調味料を置くことができます。
例えば、料理好きの方であれば、こだわりの調味料や調理器具を置くのも良いでしょう。お酒が好きな方であれば、ワインセラーとして活用することも可能です。調理している間に読む本を置いている…なんて方もいます。
アイデア次第で使い方は様々。パントリーがあれば、収納スペースを拡大できるため、あなたの生活をより豊かに彩ることができます。
キッチンを整理整頓することができる
2つ目のメリットは、キッチンを整理整頓できることです。
キッチンは限られたスペースに配置されるため、収納スペースにも限界があります。そのため、キッチンに物が溢れてしまう…と言う方もいるのではないでしょうか。パントリーを設置することで、その問題を解決することができるのです。
例えば、しまい切れなくなったお皿やフライパンなどをパントリーに置けば、見た目がすっきりするだけでなく、料理の効率も大きく上がります。
キッチンは毎日作業するスペース。物を整理して気持ちよく作業をしたい…という方はパントリーがおすすめです。
買い置きができる
パントリーがあると、気兼ねなく買い置きができるようになります。
「セールなのに置ける場所がない…!」
と悩んだことがある方もいるのではないでしょうか。まとめ買いはお得ですが、場所を取るため、買うのを躊躇する方も多いでしょう。
パントリーがあれば、そのような心配をしなくて済みます。場所を取る缶詰や乾物も、心置きなく置くことができるのです。まとめ買いの習慣がある方にとっては、うってつけの設備になるでしょう。
防災用品の備蓄スペースとして活用できる
パントリーは防災用品の備蓄スペースとしても活用できます。
防災用品は保存期間が長くて便利ですが、困るのがその置き場。非常用バッグに入れて部屋の隅に置いてある…なんて方もいるのではないでしょうか。
パントリーは収納専用のスペースですので、防災用品を気兼ねせずに置くことができます。缶詰やインスタント食品などを普段から置いておけば、そのまま防災用品になりますから、便利な備蓄スペースとして活用できるでしょう。
頻繁に使うことはないものの、無いと困るのが防災用品。これからパントリーを設置する予定の方は、備蓄スペースとしての活用も検討してみてくださいね。
料理の効率が上がる
冒頭でも触れましたが、パントリーがあると料理効率が非常に上がります。理由は次の通りです。
- 調味料などが一か所に集まるから
- 不要なものをしまっておける
つまり、パントリーがあることで作業効率があがるのです。
「あれはどこにしまったかな…」
「邪魔だけど、しまう場所がない…」
なんて悩みは、パントリーで解決することができます。また、お気に入りの品物を置けば、自分だけの特別な空間を作り上げることも可能です。毎日の料理タイムを楽しみたい方にとって、パントリーは魅力的な設備と言えるでしょう。
パントリーのデメリット
非常に魅力的な特徴を持つパントリーですが、もちろんデメリットもあります。
何も考えずに設置すると、後悔してしまうことにもなりかねません。
次のデメリットもよく理解した上で、パントリーを設置しましょう。
スペースが必要
言うまでもなく、パントリーを設置するにはスペースが必要です。
そのため、家の広さや設計によってはパントリーのスペースを確保するのが難しい場合があるでしょう。
パントリーのスペースを設けたつもりが、かえって狭くなり、収納効率が下がってしまった…なんてこともあり得ます。使いやすいスペースの目安は4人家族で1畳程度。
キッチンのスペースを考慮した上で配置していきましょう。
物が溜まりやすい
もう1つのデメリットは、物が溜まりやすくなることです。
パントリーは便利がゆえに、一時的にものを置きたくなるスペース。不用品が次々と溜まっていきやすくなります。
例えば、壊れて使えなくなった調理器具や、開封した食品など、置き場に困るものを置いてしまう…というケース。一時的にはスッキリしますが、次第にパントリーを開けるのが億劫になってしまいます。
便利なパントリーですが、定期的な整理が必要になることは、頭の片隅に入れておきましょう。
湿気や温度管理
食品を置く際に重要なのが、湿気や湿度の管理です。
パントリーの設置方法を間違えると、湿気が溜まり、食品が腐りやすくなってしまいます。
ベストなのは窓や換気扇を設置できること。それが難しい場合は、壁に防湿材を貼り、湿気が侵入しないよう拝領する必要があるでしょう。
食品を置くのであれば、湿気対策は欠かせません。食品専用でパントリーを配置する方は、必ず念頭に置いておきましょう。
パントリーって本当に必要なの?
パントリーが必要かどうかは、あなたライフスタイルによって異なります。例えば、次のような方はパントリーがあると、日々の暮らしがより豊かになるでしょう。
- 家族の人数が多い
- 料理が趣味
- 買い置きをしておきたい
- 収納物を一か所にまとめたい
例えば、外食の多い家庭では、パントリーがあっても持て余してしまうため、必要性は低いと言えるでしょう。
ただ、昨今ではパントリーのある住宅が人気になりつつあります。パントリーを設置することで、住宅の資産価値を向上させることができ、売却時の価格が上がる可能性もあるでしょう。
必ずしも必要なスペースではありませんが、パントリーがあることで生活の質が向上することは間違いありません。専門家と相談しつつ、理想のパントリーを考えてみてくださいね。
パントリーを設置する際の注意点
最後に、パントリーを設置する際の注意点について見てみましょう。
パントリーと言っても、その設置方法や活用方法は様々。あなたのライフスタイルに合ったものを選びたいところです。
次の注意点に留意して、あなたにぴったりのパントリーを作りましょう。
パントリーのタイプ
パントリーは基本的に次のようなタイプがあります。
- 壁付けタイプ…キッチン内に棚を設置する
- ウォークイン…キッチンに隣接した独立スペース
- ウォークスルー…扉のあるウォークイン
壁付けタイプは収納スペースが限られますが、限られたスペースでも設置しやすいです。ウォークインやウォークスルーはスペースが必要ですが、大容量の収納スペースを確保できます。
どのようなタイプにするかは状況次第。スペースや活用方法に合わせて検討しましょう。
湿気対策
パントリーを設置するなら、湿気対策は欠かせません。
パントリーは食品や調理器具など、普段から口にする物を置くスペース。カビが生えやすいのでは安心して保管することができません。
換気扇や窓を設置するのがベストですが、難しい場合は防湿材や調湿剤を置き、湿気を管理する必要があります。
安心して活用できるスペースにするためにも、湿気対策を念頭に置いてパントリーを配置していきましょう。
【まとめ】パントリーのメリット・デメリットを理解して上手に活用しよう
ここまでパントリーのメリット・デメリットなどについて解説してきました。まとめると次のようになります。
- パントリーは収納スペースの拡大や整理整頓に適している
- 湿気対策は必須
- パントリーは大人数の家庭や料理好きの方に向いている
パントリーは収納スペースを拡大できる魅力的なスペース。昨今ではパントリーがある住宅を選ぶ人が増えてきており、人気が出ている設備です。
ただし、設置方法を間違えると「設置しなければ良かった…」なんてことにもなりかねません。
「でもパントリーのことなんてよく分からない…」
という方は、是非当サイトにお問い合わせください。パントリーに精通したスタッフが、あなたのお悩みにとことんお答えします。
利用料はもちろん無料。会員登録不要でご利用いただけますので、お気軽にご活用いただけます。
ご利用後に勧誘・営業などをすることは一切ありませんので、気軽にお問い合わせください。